自動車保険のロードサービス:宿泊・帰宅・搬送費用
この「宿泊費用」と「帰宅費用」、「搬送費用」であるが、これもまた、サービスの提供がそもそもない会社も多い。
ロードサービス比較:「宿泊費用」「帰宅費用」「搬送費用」サービス有無
(2018年7月調べ)
会社名 | サービス有無 |
---|---|
チューリッヒ(一括見積りサイトでの申込) | △有料のオプション加入が必要 |
チューリッヒ(公式サイトでの申込) | ○ |
アクサダイレクト | ○ |
ソニー損保 | ○ |
三井ダイレクト | △有料のオプション加入が必要 |
SBI損保 | ○ |
イーデザイン損保 | ✕サービス自体なし |
セゾン(おとなの自動車保険) | △有料のオプション加入が必要 |
チューリッヒは、インズウェブや価格.com、NTTイフなどの一括見積りサイト経由で申込んだ場合には、TVCMでやっているような無料ロードサービスは有料オプションに加入しないといけないので注意が必要だ。
チューリッヒは、一括見積りサイトでは価格を安く見せるために「ネット専用自動車保険」というロードサービスが無料セットされていない商品を販売しているが、 そのことに気づかず、テレビCMのようなサービスを期待してしまうと痛い目にあう。
テレビCMのような無料ロードサービスが必要な場合は、チューリッヒ社の公式サイトから加入する必要があるが、保険料は一括見積りサイトの「ネット専用自動車保険」より高くなっている。
チューリッヒ、セゾン(おとなの自動車保険)、三井ダイレクトは、有料のオプションに加入しなければ「宿泊費用」も「帰宅費用」も「搬送費用」が対象にならない。
イーデザイン損保に有料オプションどころかそもそもこの補償がない。
次に、サービスの提供条件に該当した場合、「宿泊費用」「帰宅費用」「搬送費用」をいくらまで補償してもらえるかという補償限度額について、比較してみる。
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ロードサービス比較:「宿泊費用」「帰宅費用」「搬送費用」補償限度額
会社名 | 宿泊費用 | 帰宅費用 | 搬送費用 |
---|---|---|---|
チューリッヒ(一括見積りサイトでの申込み) | 実費・限度額なし(有料オプション) | 実費・限度額なし(有料オプション) | 実費・限度額なし(有料オプション) |
チューリッヒ(公式サイトでの申込み) | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし |
アクサダイレクト | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし |
ソニー損保 | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし |
三井ダイレクト | 1名につき1万円まで(有料オプション) | 1名につき2万円まで(有料オプション) | 10万円まで(有料オプション) |
SBI損保 | 1名につき1.5万円まで | 実費・限度額なし | 実費・限度額なし |
イーデザイン損保 | ×サービス自体なし | ×サービス自体なし | ×サービス自体なし |
セゾン火災 | 1名につき1万円まで(有料オプション) | 1名につき2万円まで(有料オプション) | 現場での応急費用と合わせて15万円まで(有料オプション) |
ご覧のとおり、それぞれ各保険会社によって補償限度額が異なることがわかる。
サービスの提供自体されていないイーデザイン損保や、別に保険料を払って特約に入らなければならないセゾンや三井ダイレクト、そして無料提供されるチューリッヒ、アクサダイレクト、ソニー損保がある。
注意が必要なのはイーデザイン損保だ。
なおチューリッヒ・アクサ、そんぽ24・ソニー損保は、限度額の規定は明示されておらず、「最も合理的と判断できる経路・手段・方法」であれば、妥当な実費を負担してくれるようである。これであれば、仮に飛行機を使わざるを得ない場合であっても、限度額を気にすることなく安心して帰宅することができる。
このように、無料ロードサービスの「宿泊費用」「帰宅費用」「搬送費用」といっても、各社かなりサービス内容の差があることがおわかりいただけたかと思う。このあたりも通販自動車保険選びのポイントにすることをおすすめする。
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