保険屋にだまされない交渉術

自動車保険の契約者は、保険会社の事故担当者は「事故処理のプロ」と思っていることが多いだろうが、(私もそうだったが)実際はそうではないことも多い。

自動車保険の事故処理をする保険会社の事故担当者は特に何の資格も必要とされていない。
「道路交通法」といった法律用語を示談交渉時に使うくせに、自動車の運転免許すら持っていない担当者もざらである。

保険の契約者は、加入時には、自分の事故の担当者がどんな人なのか知らされない。
多くの場合、事故にあって初めて、自分の保険会社の事故担当者や、相手方の保険会社の事故担当者と接することになる。

このため、加入時には自動車保険の事故処理能力がどうなのか、判断することが難しいのである。
特に、ダイレクトの自動車保険では、身近に代理店がいないため、自分が加入している事故担当者すら信頼に値する人物なのか判断できない。

保険料の安さにつられて自動車保険選びをしてしまって、後で泣きをみることがないように、保険会社の事故処理のテクニックにだまされない最低限の知識を身につけることをおすすめする。



ここでは、よくある自動車事故での保険会社と契約者とのトラブル事例を挙げ、保険会社の事故担当者に簡単に言いくるめられない交渉テクニックを少し紹介する。


ケース1:「 代車は出ません!」
事故で被害にあった場合、代わりの車(レンタカーなど)が必要になっても、保険会社が出し渋ることがある。これにどう対処すべきか?どうすれば代車・レンタカー代を保険会社に払わすことができるのか?

ケース2:「 過失割合は決まっています!」
事故の過失割合について、保険屋の事故担当者は「判例で決まっている!」を口癖のように言う。融通が利かない保険会社の事故担当者との交渉術はどうすればいいのだろうか?

ケース3:「 格落ちは出せません!」
自分の車が「事故車」になり、今後売るときに査定額が下がってしまう!その評価損をどうやって保険会社に払ってもらうのか?請求テクニックは?


ケース4:「 全損なので払えません!」
車を修理してほしいのに「全損なので払えない」といわれてしまった。全損といわれたときに支払額を多く引き出す交渉テクニックはどうすればいいのだろうか?



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