自動車保険の事故直後の初期対応

どこの保険会社でも「事故対応は24時間365日」とパンフレットやウェブサイトに書いてあるが、それは当たり前のサービスであり、いまどきやっていない保険会社を探すほうが難しいだろう。

私は事故処理体制の違いを見極めるポイントとして、事故連絡当日中の初期対応に注目する。

「365日事故受付」と「365日事故対応」とでは全く違う


事故のスピーディかつ円満な解決において重要なのは、事故の発生時に適切な指示や対応をどれだけしてもらえるかどうかということ。

事故の際、相手方や病院・修理工場などに電話をして治療費の手配や代車の手配をする「初期対応」を土日であってもやっているのかが、その会社の事故処理に力を入れているかどうか見極める一つのポイントになる。


たとえば、土曜日に追突事故を起こしたとしよう。
相手が見るからにややこしそうな人で、現場で「今すぐ代車をもってこい」とか「念書をこの場で書け」と詰め寄られたらどうするだろう。

もしあなたが加入している保険会社が「24時間365日なのは『受付』だけ」だったら、保険会社に連絡しても「私はただの受付スタッフなので月曜日まで対応できません」といわれる。

幸いにもあなたがプロの代理店で自動車保険に加入しており、代理店と連絡がつけば適切なアドバイスをしてくれることもあるだろうが、これがダイレクトの自動車保険で土日は「受付」だけの会社なら悲劇だ。

このように既存の国内損保でプロの代理店経由で加入しているのであれば土日の初期対応体制はさほど重要ではないのだが、ダイレクトの自動車保険では特に重要になってくる。


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事故時にすぐ駆けつけてくれることの価値


ダイレクトの自動車保険会社では、代理店がないビジネスモデルゆえ、事故の際、現場に駆けつけてくれないのではという不安感があるというのは、ごく自然な発想である。

既存の国内損保であっても、たいていの場合、ディーラーや修理工場などの兼業代理店などはほとんど事故の一報を受けても、現場に行くことはほとんどなく、保険会社のサービスセンターに取り次ぐ程度である。

私自身、既存の国内損保の事故担当者をしているときに、現場に駆けつけたことはない。
現場に駆けつける代理店も極めてまれであった。
にもかかわらず、多くの人は、「事故が起きたらすぐに保険屋さんが来てくれるものだ」と勝手に思い込んでいる。

現場に駆けつけるかどうかという点で、既存の国内損保と通販の自動車保険会社と比較すると、あまり大差はないということになる。
例外としてセコム損保なら、希望した場合、セコムの警備員が現場に駆けつけてくれるそうだ。
ただ、警備員が現場に行って何ができるのか疑問ではある。


事故を起こしたことがない方ほど、「事故のときは保険会社すぐ来てくれること」に価値を感じがちだが、それよりも「事故のときに適切な指示や手配を取ってくれるか」という点を重要視したほうがいい。


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当日初動対応受付時間比較


(2015年10月調べ)
会社名 平日の当日初動対応受付時間 土日祝日の当日初動対応受付時間
チューリッヒ 0:00~20:00 0:00~20:00
アクサダイレクト 0:00~17:00 0:00~17:00
アメリカンホーム 0:00~21:00 0:00~21:00
ソニー損保 0:00~20:00 0:00~20:00
イーデザイン損保 0:00~21:00 0:00~21:00
三井ダイレクト 0:00~19:00 0:00~19:00
そんぽ24 ○(対応時間は不明) ○(対応時間は不明)
SBI損保 0:00~19:00 0:00~17:00
セゾン(おとな) 相手のいる事故:0:00~20:00
単独事故:0:00〜17:30
相手のいる事故:0:00~20:00
単独事故:0:00〜17:00


多くの保険会社は平日や休日の当日中の初動対応を行っており、例えば「金曜日の夕方6時」に事故を起こした場合、当日中に初期対応をしてもらえることになる。
なかでもアメリカンホーム、イーデザイン損保は「平日・土日とも0:00~21:00まで対応」と非常にサービスレベルが高い。

一方、アクサダイレクトは17:00以降の事故の場合、その日のうちに初期対応はやってもらえない。翌日まで放置されるということだ。夕方や夜に自動車を運転することが多いライフスタイルの人には不安が残る。


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