【ダイレクト自動車保険】他車運転特約の比較・ランキング:ダイレクト自動車保険の補償内容

■他車運転特約とは


自動車保険の特約(オプション)で、「他車運転特約」というものがある。


例えばこんなケース・・・
「自分が友人の車の運転を交代した際に追突事故をおこし、相手の車と友人の車が壊れた。
相手の車の補償や、友人の車の補償はどうなるのでしょう?」


こんなときに役に立つのが、「他車運転特約(他車運転危険担保特約)」だ。
多くの場合、自動的に付帯(セット)されているので、加入していることを意識していない方も多いだろう。
自分や自分の家族が、他人の車を運転して事故を起こした場合、「他人の車」を契約車両とみなして、 自分の自動車保険で補償されるというものである。


最近の他車運転特約は「優先払い式」といって、運転していた友人の車の自動車保険が使える、使えないにかかわらず、自分の自動車保険から優先的に支払われるため、 友人の等級がダウンしてしまうなどの迷惑をかけずにすむ。

友人などの他人の車を代わって運転することがある方にとっては、重要な特約ということができる。



■他車運転特約(他車運転危険担保特約)を比較


「他車運転特約」については、ダイレクト自動車保険でも会社ごとに補償範囲が大きく異なっており、 同じ「他車運転特約」がついているからといっても、その補償内容を理解しておかないと、大きな痛手となることもある。


主な比較ポイントとしては
・第三者に対する賠償(対人・対物)はどうか?
・代わりに運転していた車の損傷に対する補償はどうか?

の2つである。

以下にダイレクト自動車保険各社の他車運転特約の補償内容をまとめてみた。


他車運転特約の補償内容比較
会社名 第三者に対する賠償(対人・対物) 運転していた他車の補償(車両)
東京海上日動 ○(注1) ○(注2)
アメリカンホーム ○(注1) ×
チューリッヒ ○(注1) ×
アクサダイレクト ○(注1) ×
ソニー損保 ○(注1) △(注3)
三井ダイレクト ○(注1) ○(注2)
そんぽ24 ○(注1) ○(注2)
SBI損保 ○(注1) ○(注2)

 (注1)自分の自動車保険でつけている補償種目に限る。
 (注2)自分の自動車保険に車両保険をつけている場合に限る。
 (注3)運転していた他車が車両保険に加入しており、その車両保険が適用可能な場合のみに補償される。


■比較の1点目「第三者に対する賠償(対人・対物)はどうか?」


第三者に対する賠償(対人・対物)、たとえば友人の車で人を轢いてしまった場合などの補償などは、 各社とも補償内容に差はなかった。

補償内容としては、自分の加入している自動車保険の契約の補償限度額が適用される。

自分の自動車保険で、対人:無制限、対物:3000万円に加入していたなら、友人の車を運転しているときも 同じ補償限度額となるということだ。

なお、当然のことながら、自分の自動車保険でつけていない種目は補償されない。
(自分の自動車保険に「対物」をつけていない場合は、友人の車で対物事故を起こしても補償されない)


■比較の2点目:「代わりに運転していた車の損傷に対する補償はどうか?」


アメリカンホーム・チューリッヒ・アクサダイレクトの外資系3社は、代わりに運転していた車の損傷は 一切補償されない。

代わりに運転して事故を起こしたら、その車の損害(修理代など)を自分の自動車保険でカバーすることができないということである。

自分の車以外を運転をする場合は、その車の保険の契約内容を確認することが必須である。

 ・他車に車両保険がついている
 ・他車の契約の「年齢条件」や「家族限定」をクリアしている
この条件を満たしていれば、その車の車両保険を使えるが、車の持ち主の保険料がアップしてしまうなどの 迷惑を掛けるので、そこは事前に承諾を取っておくべきだろう。


次に、ソニー損保であるが、ここの補償条件は非常にわかりにくい。

「運転していた他車が車両保険に加入しており、その車両保険が適用可能な場合のみに補償される」というややこしい条件がついているからである。

整理すると・・・
 ・自分の自動車保険に車両保険がついている
 ・他車に車両保険がついる
 ・他車の契約の「年齢条件」や「家族限定」をクリアしている
この条件を満たしている場合に限り、自分の自動車保険で、代わりに運転した車の損害(修理代など)をカバーすることができる。

予期せぬ事情で急に運転を代わる事になった場合に、その車の加入状況を確認することなどできるはずもない。
このわかりにくい他車運転特約を理解している契約者がどれだけいるのか、非常に疑問である。



最後に、三井ダイレクト・そんぽ24・SBI損保であるが、ここはわかりやすい。

代わりに運転した車に任意保険の加入状況にかかわらず、自分の自動車保険で、代わりに運転した車の損害(修理代など)を 補償するというものである。

他人の車の運転を変わる際に、その車の保険の加入状況を確認する必要がないのである。
ダイレクトの保険は商品内容がわかりやすくなければならない。
その意味では、この3社の他車運転特約は評価できる。


■弁護士費用特約の比較のまとめ


他人の車を代わりに運転することがよくある方は、外資系3社(アメリカンホーム、チューリッヒ、アクサダイレクト)はおすすめしない。

ソニー損保も、代わりに運転した車の補償の適用条件が複雑であり、実際には適用されない場合も多いと思われるため、 実質的には外資系3社に近いといってもいい。


三井ダイレクト・そんぽ24・SBI損保は補償範囲が広く、適用条件も広い。
東京海上日動と同等の補償範囲である。
そんぽ24は他の補償内容も東京海上日動なみに手厚いものが多いので納得できる。
全般的に補償範囲が狭いことが多い三井ダイレクトの他車運転特約の補償内容は意外である。



ランキングをつけると、
東京海上日動=三井ダイレクト=そんぽ24=SBI損保
 >
ソニー損保
 >
アメリカンホーム=チューリッヒ=アクサダイレクト

ということになる


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