ASV割引(自動ブレーキ割引)が使えるネット損保は?ASV割引がつかない理由は?
ASVは「Advanced Safety Vehicle」の略で、自動ブレーキ装置(AEB:衝突被害軽減装置)がついている自動車の保険料を9%割り引くものだ。
ASV割引の対象となる装備の一例
ASV割引が適用される条件
【軽自動車】・自動ブレーキがついている車
・適用期間は特に年数制限なし(古い車でもOK)
現時点では、適用期間は特に年数制限がないが、2020年までに軽自動車も「型式別料率クラス」が導入される見込みであるため、そのタイミングで「発売から3年以内の型式のみ」となる可能性が高い。
【小型車・普通車】
・自動ブレーキがついている車
・発売年月から3年以内の型式
この「発売年月から3年以内の型式」というのがわかりにくい。
「新車から3年以内」ではないので注意が必要だ。
しかも厳密にはややこしいルールがある。
おとなの自動車保険のASV割引の説明だとこうだ。(基本的には各社共通のルール)
「ご契約のお車の型式が発売された年度(4月から翌年3月まで)に3を加算した年(暦年)の12月末までの期間に、保険始期がある契約に対して割引を適用します。
〈例〉2019年2月(2018年度)に発売された型式は、2021年(2018年度+3年)12月末までが割引の適用期間となります。」
ASV割引(自動ブレーキ割引)があるダイレクト自動車保険
2018年8月現在よくある疑問「買ったばかりの車で自動ブレーキ付きなのに、ASV割引がつかないことがあるって?」
軽自動車以外の小型車、普通車は「発売から3年以内の型式」がASV割引の対象となるが、ここを勘違いする人が多いようだ。
X:新車購入から3年以内の自動ブレーキ付きの車なら割引がつく
◯:その車(型式)が世の中に登場して3年以内の自動ブレーキ付きの車なら割引がつく
よくある疑問「なぜASV割引は『発売から3年以内の型式』だけなの?」
自動ブレーキがついている新しい車なのに、ASV割引が適用されない車の場合、その理由がよくわからない方は多いと思う。
自動車保険では車の型式別に保険料のランクが車の事故リスク(損害率)に応じて1〜9までの9段階に分かれている。
自動ブレーキの事故軽減の効果は本来は、このランクに反映されるものなのだが、新型車の場合は、自動ブレーキによる事故軽減の実績データが溜まっていない。
このため、実績データが溜まるまでの「つなぎ」として「その型式が世の中に登場して3年以内」の期間限定でASV割引をつけているものだ。
※「型式」とは車検証に書いてある「DAA-ZVW50(プリウスの場合)」といった記号をいう。
フルモデルチェンジだと型式が通常変わるが、マイナーチェンジだと型式が変わらない場合もある。
このため、その型式が登場してから2年目の車を買った場合、ASV割引が適用されるのは残りの1年だけだ。
なお、このルールは各社共通のルールだ。
ASV割引がつけられる一括見積もりサイト
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