通販自動車保険・2004年度決算

通販各社の2004年度決算が出揃った。

そんぽ24の契約の伸びが頭打ちになったという記事を先日書いたが、アメリカンホーム、チューリッヒも深刻なようだ。
新規獲得件数自体が少ないのか、それとも満期時に継続せずに他社に移る契約者が多いのかわからないが、外資系通販2社がかなり苦戦している。

そんな中、やはりソニー損保は3年連続通販売上1位となった。
アメリカンホームや、チューリッヒ、アクサより後発であるにもかかわらず、通販のリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにしつつある。

三井ダイレクトは、契約増加のペースがあまり落ちておらず、アメリカンホームの背中が見えてきた。圧倒的に安い保険料の魅力に既存損保のみならず、他の通販自動車保険の契約者も奪取しているようだ。
事故サービスやロードサービスのコストを最小限に抑える経営戦略が今のところ功を奏しているのだろう。

アクサも地味ながら契約増加のペースを維持してがんばっている。

何となく、ソニー損保、三井ダイレクト、アクサの3社の戦いになってきそうだ。
各社とも何で「差別化」していき、何が顧客に選ばれていくのか興味深い。


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