ソニー損保の中間決算

国内損保の中間決算が出揃ったということで、通販損保はどうだろうと思い、各社サイトを見てみた。
過去を遡ってみてもチューリッヒ、アメリカンホーム、三井ダイレクト、そんぽ24、アクサとも中間決算は発表しないようで、通販は中間決算を発表しないものかと思っていたが、ソニー損保が中間決算を22日に発表していた。
しかし、TOPページには載っていなく、「会社情報」の中の「ニュースリリース」にひっそりと載っていた。

注目すべき点は、事業費率が大幅に改善していることと、本業で儲かっているかどうかの指標となるコンバインド・レシオ(事業費と損害率の合計)が100%が前回からさらに良化していることである。(わかりやすくいえば100%を超えると赤字ということである)

2003年度は米国会計基準で黒字化達成しているが、その黒字基調が定着してきているのは確かなようだ。

いい決算内容なんだから、もうちょっとアピールしてもよさそうなものだが、ひっそりとリリースしているのがちょっと不思議な感じだ。


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<以下 ニュースリリースより>

 当社の主力商品である自動車保険、ガン重点医療保険ともにご契約者数が着実に増加し、2004年度中間決算での正味収入保険料は18,409百万円(対前年同期比:約118%)となりました。また、自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約数は60万件を超えております。
 このほか、業務の効率化などにより正味事業費率は前年同期から5.3ポイント改善して33.1%となり、正味損害率(48.5%)と合算した率(コンバインドレシオ)は81.6%になりました。さらに、ソルベンシー・マージン比率は1,224.8%(2004年9月末時点)で、基準となる200%を超える十分な支払余力を確保しています。
 なお、ソニーグループの連結決算で適用している米国会計基準(*)では、2003年度に引続いて2004年度中間決算も黒字を達成しており、黒字基調が定着しています。

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