三井ダイレクトが9月30日のニュースリリースで、「携帯電話での保険料見積をその場で試算できるサービスを日本の損害保険会社で初めてはじめた」とのニュースリリースがあったと10月7日の記事で紹介したが、ある方よりメールで、実はこの「日本で初めて」というのはインチキじゃないかという指摘があった。
指摘によると、ソニー損保が2000年6月にi-modeでの見積サービスをスタートさせていて、「日本で初めて」というのは誤ったリリースではないかということである。
早速ソニー損保のニュースリリースのバックナンバーを調べた。
確かにi-modeだけとはいえ、三井ダイレクトの4年前にほぼ同等のサービスを提供していたことになる。
こういうのってリリースする前に、正確性を調査するものと思っていたが、結構いいかげんなものみたいだ。
それにしてもよくソニー損保もこんなリリースをされて黙っているなと思う。
「いまさら何をリリースしているんだ」と呆れているのではと思う。
私としても各社のニュースリリースを鵜呑みにするのではなく、きちんと調査してから記事にしなければと反省させられた。
指摘くださった○○様ありがとうございました。
<以下 ソニー損保のニュースリリースより>ソニー損害保険株式会社(社長:山本真一)は、損害保険会社で初めて、iモード(*1)での自動車保険料の見積りサービスを2000年6月20日から開始します。
(URL. http://www.sonysonpo.co.jp/)
このサービスではユーザー登録などの手続きが一切必要無く、いつでもどこでも気軽に、自動車保険料を無料で見積ることができます。また、補償内容の組み合わせを簡単に変更できますので、様々な条件でのお見積りを何度でも試すことができます。
さらに、見積り結果表示画面から、ボタン操作一つで当社カスタマーセンターのフリーダイヤルにつながる仕組みになっており、iモードでの見積り結果を参考にしながら、より詳細な保険料や補償内容等について、その場ですぐに相談したり、資料請求や申込方法等について問合せをすることができます。
ソニー損保は、自動車保険では日本初のインターネット「one step(ワンステップ)申込み」サービスを導入するなど、従来からネットワークを活用した新しい保険サービスを提供しておりますが、今回のiモードでの自動車保険料見積りサービスもその一環として位置付けております。今後も、お客様ひとりひとりとのつながりを大切にする「one on one(ワン オン ワン)」の考え方に基づき、各種情報端末機器の活用を通じた、ダイレクト保険会社ならではの新しい保険サービスを提案してまいります。
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