チューリッヒのレッカーサービスの落とし穴

いまやほとんどの通販自動車保険についている「ロードサービス」だが、
チューリッヒのレッカーサービスの内容で驚くことを発見した。
(今まで気がつかなかった私がぬるいだけかもしれないが)

<チューリッヒのサイトより>
レッカーサービス
走行不能のお車を、現場から最寄りの当社指定修理工場まで無料で牽引します。
※10kmまで無料。10kmを超える場合には実費をご負担いただきます。
(抜粋終わり)

この「最寄の当社指定修理工場まで」というのがくせものだ。
これは、契約者が自分の希望するディーラーなどにレッカーしてもらう場合には
たとえ1kmであっても無料にならないということだ。
(チューリッヒに念のため問い合わせをしたが、事実だそうだ)

この「指定工場以外のレッカーが無料になるか」という観点でアクサ、三井ダイレクト、アメリカンホーム、ソニー損保、そんぽ24を見てみたが、無料の距離の範囲こそ違っても、チューリッヒ以外の会社はどこも無料サービス対象としている。

チューリッヒの指定修理工場がどの程度の工場かは知らないが、自分が信頼している修理工場や購入先の自動車ディーラーで修理したいというのが多くのニーズだろう。

しかしこのように指定工場以外へのレッカーは有料というのでは、チューリッヒの「レッカーサービス」の顧客価値は低いといわざるをえない。
どこも同じと思われがちな通販自動車保険のロードサービスも、サービスの提供条件が会社によってばらばらであることを改めて感じさせられた。


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