ソニー損保の携帯電話向け新サービスの評価

ソニー損保が携帯サイト"Mobile Gateway"のサービスを拡張した。
これまで三井ダイレクトが携帯電話での見積もりや資料請求をやっていた程度で、契約した後のサービスとして携帯電話を利用した通販保険会社はなかった。

ソニー損保はそんな中、契約に直接結びつかない「契約後」のサービスに力を入れるというこれまでの路線をより明確にしてきた。

特に、携帯で最新の事故対応経過が確認できるだけではなく、わからないことや聞きたいことがあった場合に、「コミュニケーションボード」と呼ばれる、自分と事故担当者との掲示板で質問などすることができるサービスは非常に価値が高い。

実際に事故を起こした人にとっては本当に便利なサービスである。
通販の保険を検討する際は、事故対応よりまず保険料が知りたいという気持ちが強いであろうし、まして事故を起こしたことがない人は、事故のときの不安な気持ちは想像しようとしてもなかなかできないだろう。

ソニー損保のホームページにある「ネットワークスタイル」というページを見れば、事故を起こしたことがない人でも「こんなサービスあったら便利だろうな」とイメージすることができる。

ソニー損保の事故担当者にとっては、既存の業務に加えてこのような顧客サービスを提供する負担感は大きいだろうが、「安かろう悪かろう」の保険会社と一線を画すための戦略なのだろう。

損保社員が自動車保険比較

<以下ニュースリリース>
ソニー損害保険株式会社(以下「ソニー損保」、社長 山本真一)は、2005年2月1日(火)から自動車保険契約者向けの携帯電話端末用ウェブサイト「Mobile Gateway」のサービスを拡充しました。

 今回のサービス拡充は、従来からPCでご利用いただいているインターネットサービスセンター(*)などの主な機能を「Mobile Gateway」からも利用できるようにしたものです。これにより、ご契約者はPCを利用できない状況でも携帯電話端末でインターネットサービスセンターの機能が利用できるようになりますので、当社としても自動車保険の要である事故解決サービスの一層の充実が図れます。

「Mobile Gateway」とは

 自動車保険契約者向けの携帯電話端末用のウェブサイトです。携帯電話(メールやブラウザ機能のある携帯電話端末)があれば、ご契約者が万一の時に必要な情報がすぐに入手できること、いつでも、どこにいてもソニー損保とつながってコミュニケーションができることをめざし、2003年10月末にサービスを開始しました。


「Mobile Gateway」に2月1日から追加した主な機能

 今回「Mobile Gateway」で新たに利用可能になった主な機能は以下のとおりです。

○ 事故の連絡
事故連絡用の専用フォームを用意しました。ケガや障がいなどで電話でのコミュニケーションが難しい場合でもMobile Gatewayを利用すればその場でご連絡いただくことができます。


☆ 9時~20時までに事故連絡を受けた場合は、当日中に事故受付サービスセンターのスタッフがご契約者に折り返し電話かメールでご連絡します。20時以降に事故連絡を受付けた場合は翌日9時以降のご連絡となります。

○ 事故解決進捗状況の確認
事故受付後、事故解決に向けた各種対応の進捗状況がMobile Gatewayでも確認できます。


○ コミュニケーションボードの利用
ご契約者と事故対応担当者が相互に書込みや閲覧ができるウェブサイト上のお客様専用の伝言板「コミュニケーションボード」がMobile Gatewayからも利用できるようになりました。いつでもどこからでも事故に関する問合せをすることができます。


○ 契約内容の照会
ご契約者が事故に遭われたときなどの緊急時に、手元に保険証券が無くてもすぐに契約した補償内容を確認することができます。

メインサイトはこちらから
自動車保険を元損保社員が比較ランキング


価格.com 自動車保険