イーデザイン損保ってどう?Part.1(特長その1)

2009年6月13日 東京海上グループのダイレクト損保の「イーデザイン損保」が開業した。

まず驚いたのが、会社のロゴである。
東京海上の既存代理店への影響を恐れて、東京海上ブランドを出せないだろうと推測していたが、会社ロゴは東京海上グループそのものだし、はっきりと「TOKIO MARINE」という文字が輝いている。

イーデザイン損保ロゴ


さっそくイーデザイン損保のサイトを順番に見ていく。

■「イーデザイン損保の特長:その1:安さの秘密は保険料の計算方式」


何パターンでしか見積もっていないが、かなり安い雰囲気が漂う。
SBI損保にはかなわないまでも、三井ダイレクト、アクサ程度か?
少なくともソニー損保、そんぽ24などよりは安い感じがする。


イーデザイン損保の特長その1


それよりもまず驚かされたのが「インターネット割引10,000円」という脅威の割引額である。
これまでチューリッヒの「最大7,000円」というのがあったが、これは初年度だけで2年目以降の継続時には最大2,500円となってしまう。
ソニー損保でも初年度「5,000円」だが、2年目は2,000円となる。

このイーデザイン損保のインターネット割引が「初年度のみ」なのか「継続時も」なのかは不明だが、もし継続時も10,000円割引だとすると、脅威の割引額だ。
(ちなみに、SBI損保も初年度も継続時も同じインターネット割引額である)

さらに、証券発行なしや早期契約などによる割引を含めると、最大で11,000円割引となる。これは、これまでのダイレクト自動車保険のシェアを一気に塗り替える高い可能性を秘めている。

インターネット割引を大きくすると、割引が適用されないコールセンター経由での契約を減らすことができ(というよりも10,000円も差があったら誰もコールセンターで契約しないだろう)、そのことによってコールセンターの運営コストを抑えることができる。
これが安い保険料を支える秘密の1つだろう。


つづく

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