チューリッヒが専属バイクによる新ロードサービス開始

チューリッヒが専属バイクによる新ロードサービスを2009年7月13日から開始した。

チューリッヒの提携先ロードサービス業者にて専属バイクを用意し、それによるロードサービスを行うものである。


開始時期 2009年7月13日
対応エリア 東京23区
サービス内容
【車両サービス】

* バッテリー上がりのジャンピング
* キー閉じ込みの開錠
* タイヤパンク時のスペアタイヤ交換
* ガス欠時のガソリン給油作業
* 各種オイル漏れ点検・補充
* 冷却水補充
* 各種灯火類のバルブ交換
* ボルト増し締め
* サイドブレーキの固着

【事務手続き、その他サービス】

* 事故処理のプロセスの説明
* 事故状況の情報収集
* 警察、救急車、家族への連絡代行
* 交通整理の代行
* 備品の提供(おしぼり・使い捨てカイロ等)


肝心の専属バイクの台数がどこにも記載されていないところが気になる。
東京23区でのロードサービスをカバーするのに何台必要なのかわからないが、もしかすると数台だけかもしれない。

これは、到着時間の短縮というサービスレベルの向上によって顧客満足度を高める目的というよりも、都心をチューリッヒのマークのバイクを走らせることによる宣伝効果を狙っているのだろう。「新ロードサービス」を語った「走る広告メディア」を開発したというものだ。
そうでなければBMWの1200ccバイクである必要はなく、そこらへんのバイク便業者を使ってもいいはずだ。
BMWの1200ccという不必要に高額なバイクを使う理由は、「高級感」「品質感」といったブランドを醸成するためだろう。


【以下 ニュースリリース】
http://www.zurich.co.jp/aboutus/news/release/pr090710.html

チューリッヒ保険会社
「Z-エクスプレス」 専属バイクによる新ロードサービス開始
トラブルの迅速な解決と高品質なサービス提供を実現

2009年7月10日

チューリッヒ保険会社(東京都新宿区日本における代表者および最高経営責任者小関誠)は、2009年7月13日より、専属バイクによる新ロードサービス「Z-エクスプレス」を導入いたします。

「Z-エクスプレス」では、バイクの機動性を活かして、事故・故障のトラブル発生時に、専任スタッフが迅速な解決かつ高品質なサービスをお届けします。本サービス導入により、駐車場や道幅の狭い場所での故障や渋滞中の道路上でのトラブル発生時など、自動車よりも迅速かつ機動的に対応でき、お客様の不安をいち早く取り除くことが可能になります。また、慣れないトラブルへの対応や、大切なお車への応急処置に質の高いサービスを求めるお客様の声に応え、チューリッヒは、専属バイクと当社が教育した専任のロードサービス・スタッフをご用意しました。専属バイクと専任スタッフによるロードサービスの提供は国内損害保険業界では初の試みとなります。

専任スタッフを常時待機させバイクを活用することにより、トラブル発生時の現場到着所要時間が短縮されます (*)。また、ロードサービスの提携先である株式会社プレステージ・インターナショナルの子会社である株式会社プレミアRSの所属スタッフに対して、当社専任スタッフに養成するためのカリキュラムで約70時間に及ぶ研修を実施しました。チューリッヒ社員が直接ロールプレイングやOJT方式での実践的なトレーニングを行うことで、チューリッヒならではの高品質なサービスの提供が可能になります。また、専属バイクは、チューリッヒのロゴをあしらった特別仕様のデザインを採用した、BMW社製の車両となります。

(*)事故・故障の連絡を受けてから現場に到着する時間が、平均約10分短縮されます。

今回は、交通渋滞が激しく、またバッテリー上がりやタイヤ交換、鍵の閉じこみなどバイクでの対応が可能な事故・故障案件が多く、需要の高い東京23区より導入いたします。

今後も、チューリッヒはブランドコンセプトである「チューリッヒのHelpPoint」の下、お客様の必要な時に必要なサービスを開発し提供してまいります。

(チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズグループについて)

北米、ヨーロッパ、アジア、中南米などに事業拠点を持つ国際ネットワークを誇る、保険事業を基盤とした金融サービス・グループです。スイスのチューリッヒ市を本拠に1872年に設立され、およそ60,000人の従業員を有し、170カ国以上でサービスを提供しています。

(注)ロードサービスは当社が提携するロードサービス会社が提供するものです

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