知らない場所でのクルマのトラブル時に、携帯電話のGPS機能を使って位置通知を行うサービスで、チューリッヒが最初に導入したものである。
チューリッヒはこのGPSサービスをテレビCMなどで利用し、「チューリッヒ=GPSサービス」というイメージを消費者に植えつけることに成功している。
その後、アクサダイレクト、SBI損保と続き、今では多くのダイレクト損保で当たり前のサービスとなりつつある。
ここで、ダイレクト損保各社のGPS位置情報通知サービスの状況をまとめてみる。
GPS位置情報通知サービスの有無 | |
ソニー損保 | あり |
三井ダイレクト | なし |
アクサダイレクト | あり |
チューリッヒ | あり |
アメリカンホーム | あり |
そんぽ24 | なし |
SBI損保 | あり |
イーデザイン損保 |
おそらくイーデザイン損保は、他のダイレクト各社と異なり、東京海上グループのロードサービス業者を使っているからだろう。
親会社の系列業者をつかわなければならないという「しがらみ」によって、消費者にとって最善のサービス業者を選択できない苦しさが感じられる。
今後もイーデザイン損保は、東京海上グループであることやNTTファイナンスの出資であることによっていろいろサービス展開に制約がでてくるのかもしれない。
【2009/7/2 追記】「オペラシティ」さんからイーデザイン損保でもGPSサービスを提供しているというご指摘をいただいた。
たしかにウェブサイトに記載がないものの、開業時のニュースリリース資料にはGPSサービスについて記載されていました。
私の確認不足によるもので、あやまった記事を記載したことをお詫びします。 メインサイトはこちらから