チューリッヒの「休日訪問サービス」

いまさらだが、チューリッヒが「休日訪問サービス」を訴求し始めている。

サービス自体は「※ 本サービスでは当社提携会社の社員がお伺いします。」とあるように、チューリッヒの社員ではなく、外注先の業者が訪問するだけなので、決定権もないし、一般論的なアドバイスしかできない。さらに「休日の入院事故」に限っているので、実際に利用するシーンは少ないだろう。

ということで、保険会社的には、単なるたいした業務負荷もコストもかからないサービスなのだが、一般の消費者からみると「訪問サービス」という言葉のインパクトは大きい。
それを狙ってかこのサービスだけを訴求した専用ページまで作って「顔の見えるサポート」といっている。

チューリッヒの「休日訪問サービス」は、消費者が受けるいいイメージほど、実際のサービス価値は高くないのだが、目の付け所は悪くない。
土日が休みのドライバー層が多いといわれるダイレクト自動車保険においては、今回の「休日現場急行サービス」程度でなく、本物の「顔の見えるサポート」を真剣に考えたサービスを提供する会社が今後消費者に選ばれていくだろう。

ダイレクト各社の訴求要素も横並びになりつつある昨今、今一度、各社の奮起を期待したい。

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