そんぽ24 2005年度決算発表!

久しぶりのエントリーです。
私事ですがちょっと前に会社をやめました。
今度は損保会社ではありません。
しかしながら、今後も損保のニュースを中心に感じたことなどを書いていきたいと思います。(いつのまにかライブドアブログの管理画面が変わって使いにくくなっていますので、近いうちに引越しするかもしれません)

さて本題です。
そんぽ24の2005年度(平成17年度)の決算が5月24日発表となった。
注目の正味収入保険料(一般企業の売上にあたるもの)は、対前年比で4.1%の増収率で、6,644百万円となった。

1年前の2004年度末が6,383百万円であったが、この1年間でわずか261百万円しか増収していないことになる。

2005年11月22日の中間決算発表時の2006年3月期の業績予想では、7,000百万円としていたが、それすらも下回る結果となった。
その責任を取って、2006年2月には社長の解任があったが、以前厳しい状況が続いている。

去年の決算発表では正味収入保険料の伸び率の棒グラフが掲載されていたが、今年は掲載していない。

しかしながら親会社の日本興亜損保は中期経営計画で、そんぽ24の2008年度の目標を18,000百万円と現在の約3倍としている。

こんな実現不可能としか思えない数字を、中期経営計画『KAKUSHIN(革新・核心・確信)』という変なネーミングをつけて発表する日本興亜の経営陣は本当に能天気だ。


<以下 ニュースリリース>
平成17年度決算のお知らせ
日本興亜保険グループ そんぽ24損害保険株式会社(代表取締役社長 熊野御堂 厚、以下「そんぽ24」)の平成17年度(平成17年4月1日~平成18年3月31日)の決算についてお知らせいたします。

業績の概要

■ 損益の概況とソルベンシー・マージン比率の状況
正味収入保険料については6,644百万円となり、前期と比べて4.1%増収、その他収益を含めた経常収益は順調に拡大しています。また、コールセンター対応能力増強のため、システム整備ならびにオペレーターの積極採用を行ったことなどにより、正味事業費は6,182百万円となり、前期と比べて9.1%増加しています。この他、正味支払保険金3,619百万円などと合わせた経常費用は10,061百万円となり、前期より5.1%増加しました。その結果、当期純損失は3,400百万円となっています。
なお、ソルベンシー・マージン比率は、2,618.7%と高水準を維持し、十分な支払余力を確保しています。


平成17年度トピックス

■ 朝日生命による当社自動車保険の販売開始について
当社と朝日生命保険相互会社(以下、朝日生命)とは、業務の代理等に関する委託契約を締結し、平成18年1月より、朝日生命の営業職員を通じて、当社自動車保険の募集・販売を開始いたしました。
当社は、今後も販売力の強化を進め、自動車保険の販売拡大を目指していきます。

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